本日の小栗キャップのNews Letter 
「おコメの女の次はトウジツカン「統括国税実査官」の女か?」

マルサの女(強制調査)

『マルサの女』は、1987年に公開された伊丹十三監督・脚本によるコミカルでスリリングな映画です。国税局査察部(通称:マルサ)の女性査察官が、脱税のプロと対決する痛快なドラマです。この映画により、脱税をすると、脱税を摘発するマルサの査察官が突然やって来て、脱税者はコテンパンにやっつけられてしまうということが世間に周知されました。

 査察部の調査は、国税通則法(旧国税犯則取締法が編入)に基づき、事前に裁判所の許可を得ている、強制調査です。突然やって来て、調査対象者の同意なく調べたり、押収したりできる調査です。

おコメの女(任意調査)

 2026年、テレビドラマで『おコメの女』が放映され、再び、国税局の調査官の仕事が世間の注目を浴びることになりました。国税局資料調査課(通称・リョウチョウ/コメ)の存在です。国税局では課税部に属し、税務署では対応困難な大口・悪質または複雑な税務事案を調査する専門部署です。任意調査でありながら無予告(抜き打ち)調査を多用し、徹底的な反面調査で脱税を解明する精鋭部隊です。

 マルサもコメも調査に突然やってくることに変わりはありませんが、こちらは任意調査なので、ドラマの決め台詞ともなっている「明示の承諾」が必要です。

次はトウジツカン(統実官)の女か?

 国税局の課税部には資料調査課のほかに、縦割りの弊害を打破して調査の精度や効率を上げる目的で設置された「統括国税実査官」(通称「統実官」)の存在があります。統括国税実査官は、資料情報・情報・国際・富裕層・電子商取引・消費税等と担当が分かれています。縦割りの弊害を打破というだけあって、単一の税目だけ(法人税だけ、相続税だけなど)の調査ではなくあらゆる税目で調査します。

 富裕層担当は、誰もが名前を知っている超富裕層の企業経営者や芸能人などの有名人がターゲットです。彼らが持つ資産管理会社(複数を持つ)が知力を結集して駆使して挑んでくる節税スキームに切り込みます。法人税で否認したら、裏返しにある個人所得税と源泉所得税、そして贈与税や消費税、さらには印紙税の漏れも許しません。

 次のドラマの主役はトウジツカンの女、かもしれません。

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